個人邸1

住む人の安らぎや愉しみとして、植物や草花を植え、花壇を作り、池や石を配したりする庭。 
敷地に応じて広さや造作も様々で、大人が愛でる庭から幼い子どもの遊び場まで色々です。

【I様邸】

前母屋の鬼瓦も点景物として配置し、白川砂利部分を広くすることで、より広さを感じさせ、曲がりの延段が景を引き締めています。

和室からの眺め奥行き感を出しています。

既存の石、春日灯篭、菊鉢型水鉢を生かし、和風の庭を表現しました。

【M様邸】

幅2.5m、奥行5m 程の空間に白御影板石と玉竜にて縁起の良い市松模様(繁栄の意味)を創り、その先に安定感のある銀閣寺型水鉢を据え付け、周りに六方石(天端、側面一部磨き)を高さを変えて配置して凛とした景を創り出しています。

六方石と銀閣寺型水鉢

「右一の枝」の伸びた松が主役の庭。根元には伊予青石を据え、根締めは玉竜を使用。右側には既存の棗(なつめ)型水鉢を春日灯篭の中台の上に据え、趣のある創りになっています。

棗(なつめ)型水鉢

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